1951-11-15 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
それからなお船舶保險について申上げますと、これは最近五カ年間の船体保險の成績について申上げます。これは大体在来船、新造船、それから戰標船というふうに分けて出ておるのでございまするが、最近五カ年間の在来船に対する保險料というものが七億六千四百万円でございます。
それからなお船舶保險について申上げますと、これは最近五カ年間の船体保險の成績について申上げます。これは大体在来船、新造船、それから戰標船というふうに分けて出ておるのでございまするが、最近五カ年間の在来船に対する保險料というものが七億六千四百万円でございます。
○説明員(長崎正造君) 船体保險のほうにおきましては、これは在来船は相当老齢になつておりますので、船舶の構造も相当弛緩しておる。それから一番大きな原因は、戰争中船員が喪失いたしましたために、熟練した技術者が足らないというようなことが非常に大きな原因と考えております。併しこれらの点は、国際船級の取得、船員の訓練等により改善されておるので、だんだんよくなつて来る、かように考えております。
尚この外に新造船の船価以外にも重要な問題としまして、船舶金融の金利の引下げ、その他船舶の定員の問題、或いは船体に対する船体保險料の問題、或いは燃料費の問題等沢山ございます。これらにつきましては一々これを研究し、これを改善いたす必要がございます。尚又先刻申上げましたが、この外に有利に配船するためには、自由な引合いをし、自由に運賃を取決める必要がございます。
○山根証人 船体保險におきましては、鉄船に対しましては口銭は出しておりません。それから火災保険に対しましては、工場料率と、普通の住宅料率と区別いたしまして、工場物件に対しては一割、普通物件に対しましては一割五分出すことを認めております。
その上船体保險は今日は著しく向上しまして、堪えがたい状態であり、修繕料は天井を貫くような高い料金を拂つている。これはやみというか何というか、高い料金を拂つておる。そのほかいろいろの漁業資材も、配給のみではとても足りませんので、やはりやみのものも買わなければいかぬ。綿絲によらず、あるいは油によらず足らない。その他一般の資材も足りないのであります。所得税は他と比べると一層高い税金がかかつている。